こんばんは。
イギリス英語の花柄ITエンジニア PAR(PRIDEAUX-ANZAI Ryosuke)です。
今日は、イギリス人のHumourについて。
日本人あまり、ユーモアがあるとは言われていません。
それでは、イギリス人が思う、Humourのある人、というのはどういう人のことを言うのでしょうか?
イギリス人はとにかく、皮肉(sarcasm, sarcastic)が多いです。
皮肉やブラックジョークが大好きです。
自分もたまに妻に皮肉を言われてムッとしてしまいます。
発行しているメールマガジンのタイトルを「Sarcasticな妻と・・・」としているのは、そのためです^^;
せっかくたたんだ服をすぐに投げ飛ばしてしまう息子に対しても、
Are you going to help me with the folding-up?
(たたむのを手伝ってくれてるの?)
・・・もう、止まりません^^;
そもそもイギリス人は、人に笑われることに抵抗がない、という気質を持っている一方で、周りにいる人たちを笑わせようとする人が多くいます。
人を笑わせるためなら、皮肉やブラックジョークも厭いません。
義父も、最初に会った時からよく冗談を言って笑わせようとしてくれます。
義父は、アサヒスーパードライとFC東京をこよなく愛する親日家です。
自分の名前はRyosukeなのですが、外国人にはなじみのない発音なので、たまに
‘Hi Risotto!’
と言って笑わせてくれます。
また、自分は阪神タイガースが好きでごくたまに野球の試合も見るんですが、義父は野球には興味がありません。football onlyです。
アメリカのスポーツなんか見る必要はない!と言っていて、
Hanshin Tigers
に似た音ということで、
Hanshin my ass
と言って、また笑わせてくれます。
逆に、日本人は周りからおとしめられることを恥だという気質を持っています。ただ、仲良くなればそれは別であるという条件があります。
つまり、初対面の相手に馬鹿にされるのは許せないが、仲の良い相手に馬鹿にされるのは構わないということになります。
イギリス人にとってのHumourとは、人間関係を構築する手段として使われていて、日本人にとってのユーモアは、人間関係が構築出来ている証ということが言えるのです。
なので、もしあなたがイギリス人から皮肉を言われたり馬鹿にされたりしたら、そのイギリス人はあなたを友達と思っている、または仲良くなりたいと思っているはずです!
ここさえ理解すれば、同じ島国同士、すぐに打ち解けられると思いますよ 🙂
あなたもぜひ、イギリス人の文化であるHumourを理解してみてくださいね!